いつもお世話になっております。

ニッケメディカルのメルマガ担当の中村耕一郎です。  
今回は2021年12月に出た論文の紹介です。

ゼラチン不織布の3次元細胞培養足場材としての優位点

 ゼラチン不織布(Genocel)は、生体適合性に優れたゼラチンハイドロゲルを、繊維にして積み重ねた不織布状の細胞足場材です。

ハイドロゲルのスポンジと比較した場合の利点はなんでしょうか?
✓濡れても細胞の通路となる空隙を維持します。
 →細胞が内部まで侵入しました。



合成繊維の不織布と比べたときの利点は何でしょうか?

✓水分を豊富に含むゼラチンハイドロゲルのため、栄養や酸素が透過します。
 →3次元化したときに内部の細胞活性の低下を抑えられました



✓細胞によって分解されます。
 →ゼラチン繊維は分解されて、細胞が産生したECMに置換されました。



これらの特徴をポリプロピレン不織布と比較した論文をこちらからご覧いただけます。
Regenerative Therapy

2021, Vol. 18, Pages 418-429
Gelatin hydrogel nonwoven fabrics of a cell culture scaffold to formulate
3-dimensional cell constructs

今月もご覧いただき、ありがとうございました。


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ゼラチン、ポリ乳酸、ポリグリコール酸…

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